上級仙術

神仙術 [BAS:妖力]MSP20

修得条件:地仙術10LV以上であり神仙術を行使する師匠を持つこと

 天地の理を完全に理解した地仙や妖仙が初めて学ぶことを許される仙術。

 これを学んだ者が神仙とされるが、内容は基礎的な魔術理論に過ぎず様々な組合せで独自の効果を生み出すことが求められてくる。

 不老不死の秘法や強力な法具製作の理論も含まれている。

妖仙術 [BAS:妖力]MSP20

修得条件:地仙術5LV以上、または人間ではないこと

 天地の気を受けて変化した妖怪仙人(妖仙、孫悟空のようなもの)などが好んで行使する仙術。変化や分身など仙術としては奇々怪々、千変万化に富んでいるが応用が難しい。地仙も学ぶことが出来るが、神仙術とは別個に学習する必要がある。退魔戦記では妖魔能力を魔術として学べるものとして扱う。

地仙術 [BAS:妖力]MSP20

修得条件:地仙術を行使する師匠を持つこと

 人間が学ぶ従来の仙術、これを下位のものとして位置づける。

 いわゆる道術であり、これを修めたものは「地仙」として仙人としての入門を許される。

 神仙術を学ぶには地仙も妖仙もこれを一定以上修めて天地の理を理解する必要がある。

地仙術バリエーション一覧

退魔戦記エキスパート・プレイヤーズ記載「仙術」を参照の事

妖仙術バリエーション一覧

 退魔戦記エキスパート・マスターズ記載「妖魔能力」を参照の事。

 修得に要するMSPは消費MPに準じ、威力等効果倍率のあるものについては記載されているものを基準とします。

 B級、A級、S級妖魔能力による修得条件の変化は以下の通りです。

[B級]地仙・妖仙・天仙が学ぶことが出来る

[A級]妖仙・天仙が学ぶことが出来る

[S級]天仙のみが学ぶことが出来る

神仙術バリエーション一覧

五行創鍛(ごぎょうそうさつ)   [必要MSP 30]

効果 特殊

射程 1is

範囲 1対象

時間 一瞬

魔力 10

特殊 −

万物の元素である五行を純化することによって、五行に結びつく木火土金水の元素の象徴を生み出します。

選択した元素によって以下のような効果を持ち、それぞれの効果は拡大することが可能です。

効果

[木]仙桃 滋養強壮1の決して腐らない桃を作る

[火]真火 神鉄の加工、真鋼の精錬に不可欠な、威力120(固定)の炎を発生させる

[土]仙丹 肉体再生4、回復4の効果を持つ丸薬を作る

[金]神鉄 10EP相当の神鉄(あるいは1EP相当の真鋼)を生み出す

[水]甘露 病巣剥離4、精神治療4の効果を持つ御神酒を生み出す

仙桃

[滋養強壮1]二日酔いや徹夜などの疲労を回復させる、一個で一回の食事が間に合う

[滋養強壮2]出産後の体力の回復を一気に行う

[滋養強壮4]絶大な精力、MPが全回復して年齢に関わらず寿命が30年延長(重複あり)する

[滋養強壮8]絶大な精力、10〜20代の健康な肉体を50年間維持する

[滋養強壮16]絶大な精力、好きな年齢の健康な肉体を100年間維持する

[滋養強壮32]絶大な精力、好きな年齢の健康な肉体を500年間維持する

神鉄

 極めて高い魔力を帯びた素材であり、自然界には殆ど存在しておらず、現在の技術では精錬も加工も不可能です。以下に神鉄の特性を記します。

格闘補助に+2(法具製作系魔術により強化可能)

魔術補助に+2(法具製作系魔術により強化可能)

1・同じ性状の武器・防具に比べて、威力ダイス数・A効果を1.5倍(端数切り捨て)にする

2・製作する法具のEPを、本来の半分〜10倍までに設定できる

3・神鉄や真鋼以外の物体に対して、神鉄、真鋼ともにどのような形状でも威力100%を適用する

4・耐久力が通常の退魔法具の2倍、炎の威力では120点まで無視する

真鋼とは

 神鉄を更に精錬した素材であり、神鉄に対して「五行創鍛」「八卦炉」「八卦封印」を組み合わせて初めて生み出すことが出来る貴重な物質です。宝貝と呼ばれる法具の素材として使用されることが多く、加工によって様々な色彩や性質を帯びます。

以下に真鋼の特性を記します。

1・格闘補助に+3(法具製作系魔術により強化可能)

2・魔術補助に+3(法具製作系魔術により強化可能)

3・同じ性状の武器・防具に比べて、威力ダイス数・A効果を2倍にする

4・製作する法具のEPを、本来の半分〜10倍までに設定できる

5・真鋼以外の物体に対して、神鉄、真鋼ともにどのような形状でも威力100%を適用する

6・通常の装甲を無視してダメージを与えることが出来る

7・妖魔に対する攻撃では常に1ランク上のダメージを適用する

8・耐久力が通常の退魔法具の2倍、炎の威力では120点まで無視する

八卦炉(はっけろ)        [必要MSP 25]

効果 八卦炉製作

射程 1is

範囲 1対象

時間 永久

魔力 10

特殊 −

 仙人独自の退魔法具「宝貝」の製作に不可欠な道具、「八卦炉」を製作し力場を調整するための魔術です。

 炉の材料は特に決まっていませんが、大きさや素材で性能が変わるものではないので、持ち運び可能な素材と大きさが好まれています。

 調整が不十分な八卦炉は暴発の恐れがあるため、八卦炉を使うときは必ず使用するのが仙人達の決まり事になっています。

 また、この魔術で八卦炉の調整を故意に不安定にさせることも出来ます。(遺跡などで発見される八卦炉は人間達に悪用されないように調整を崩されているものが殆どです)

八卦封印(はっけふういん)    [必要MSP 25]

効果 魔力貯蓄

射程 5is

範囲 1対象

時間 一瞬

魔力 5

特殊 防御

 五行創鍛によって生み出された真火を八卦炉に閉じこめ、あるいは解放するための魔術です。

 この魔術を施された「八卦炉」は、その半径5is内に存在する真火を一瞬にして吸い込んでしまい、自らの炉心において安定させます。

 八卦炉内部の真火は、解放されるまで永久に炉の内部に留まります。

 術者は、真火を内包する八卦炉から、術者の任意の炎を引き出すことが可能で、それを利用することにより、神鉄や真鋼の加工も容易となります。

 八卦炉内部の真火を引き出すときには1MPを消費しますが、炉には最大で100MPまで蓄えることが可能であり、このMPは、八卦封印の魔術を使用できるものなら、自在に引き出して利用することが出来ます。

 制御を失った八卦炉が暴発する際、あるいは八卦封印の魔術で真火を解放する際、真火は蓄えられた魔力を全て消費して、[蓄えられたMP×1os]の範囲を固定威力120の炎で焼き尽くします。

 八卦炉に封じた真火には浄化作用が付与されるため、万が一にも八卦炉が暴走するようなことがあれば、辺り一帯は瘴気すら残らぬ焼け野原となることでしょう。

陰陽反転(いんようはんてん)   [必要MSP 20]

効果 虚実反転1

射程 接触

範囲 1対象

時間 一瞬

魔力 12

特殊 防御

万物の虚実を逆転させることにより様々な現象を発生させます。

[虚実反転1]影と実体を逆転させます。影の外見は実体と変わりませんが影斬破・影爆以外の魔術や通常攻撃では一切のダメージを受けなくなります。ただしこちらの攻撃も同様です。

[虚実反転2]鏡の虚像と実体を逆転させます。対象は虚像の世界にも現実の世界にも干渉できません。対象は虚像の世界に閉じこめられますが、転移」によって脱出することが可能です。

 また現実世界との扉である「鏡面」を内部から破壊しても脱出は可能ですが、魔術ないし法具により鏡面を破壊する必要があります。(中級妖魔の結界に準拠)

 現実世界に現れた虚像は不可視であるため、鏡面に映る対象を発見するか魔力・精気感知で不可視の虚像を探し出す必要があります。

[虚実反転4]鏡の虚像と実体を逆転しますが、対象は鏡面に映る現実世界についてのみ干渉(攻撃を含む)する事が可能です。

 鏡を破壊しても一時的に干渉を妨げるだけで対象にダメージを与えることは不可能ですが、不可視となっている対象の虚像に破呪などを施した場合は対象を現実世界に戻すことが可能です。

[虚実反転8]生命の虚実を反転させます。男なら女に、子供ならば老人に、病人は健康に、そして死者は生者に変化します。

 反転させるには明確に異なる基準が必要であり「美人」「肥満」など、はっきりした境界を定めることの出来ない事柄についてはシナリオを担当するマスターの判断に従って下さい。

[虚実反転16]世界の虚実を反転させます。人間を妖魔にすることも、石像を美しい乙女に変えることも、絵に描いた餅を本物にすることも出来ます。

 無論、これを逆転させることも可能です。詳細はシナリオを担当するマスターの判断に従って下さい。

縮地(しゅくち)         [必要MSP 20]

効果 空間操作1

射程 接触

範囲 1対象

時間 1T

魔力 20

特殊 防御

 空間を圧縮したり折り畳むなど様々な加工を施すことで<見た目の移動力を拡大したり、実際の容積よりも広い空間を生み出したりします。

[空間操作1]視界内にある任意の目標に「一歩」で到達します。移動力は関係ありません。

[空間操作2]視界内にある任意の目標との距離を「永遠」にします。目標が目の前にいても、決してその拳や弾丸が届くことはありません。「永遠」を解消するには、術師が意識して「一歩」踏み出せば、いかに離れていようと目標の眼前に現れることが出来ます。

[空間操作4]視界内にある任意の目標との距離を任意に設定します。術者と目標を結ぶ直線上の空間は術者が設定した距離になっており、目標と術者のお互いが干渉できす。この空間を利用して第三者が通り抜けることも可能です。

[空間操作8]指定する空間一つの容積を任意に操作します。一合徳利に一斗樽の酒を満たすことも、針の穴に駱駝を通すことも、瓢箪の内部に広大な世界を構築することも可能となります。

 拡大する空間の広さに限度はありませんが効果時間を過ぎると元の大きさに戻り、空間内部の物体は外に押し出されてしまいます。

 術者は任意の物体及び生命を一瞬で空間内部に出し入れする事が出来ますが、相手に拒む意思があった場合は、空間に招くことが出来ません。

[空間操作16]指定する空間一つを歪めます。術者に向けられたあらゆる攻撃を相手に返す事の他に、範囲を拡大すると永遠に抜け出せない迷路を構築したり、街の配置や地形そのものを変化させる事も出来ます。

[空間操作32]異なる時空に跳躍します。現在知られているのは仙人界、人間界、獣人界、妖魔界、精霊界ですが、仙人達の間では「ジ・アース」「アトランティス」「サイコマスターズ2060」などの異世界が存在していることを示唆するものもます。

[空間操作64]異なる時間に跳躍します。跳躍する際には城跡や山岳など認識できる座標を特定するので、惑星の軌道とか宇宙の膨張率とかそういう間の抜けた失敗により絶命することはありません。タイムパラドックス等の問題については、シナリオを担当するマスターの判断に従って下さい。

宝貝製作(ぱおぺいせいさく)   [必要MSP 50]

効果 法具製作

射程 接触

範囲 1対象

時間 一瞬

魔力 特殊

特殊 −

 仙人だけが作り上げることの出る特殊な法具、それが宝貝です(退魔法具にある仙具とは根本的に異なります)。

 宝貝は様々な効果があり、妖魔を退治する以外の性質を帯びたものが多々あるために、厳密には退魔法具として扱われることはありません。

 しかし、武具の宝貝は妖魔をはじめとする混沌に対して絶大な効果を持ち、武具ではない宝貝でさえ素材となる真鋼の性質もあって妖魔と戦うことが出来ます。

 現在、神仙達は人間界には存在していませんが、ごく稀にですが弟子の地仙・妖仙に自ら製作した宝貝を与えているため、宝貝ではないかという法具の存在は現在も噂されています。

 宝貝の最大の特徴は、意思を持っているという事です。確固たる人格がそれぞれの宝貝には存在しており、彼らは道具としての機能以外に多様な技能を扱うことが出来るのです。

 宝貝の機能は術者によって付与されるものではなく、宝貝自身が学習することで獲得されます。

 製作者は、八卦炉に蓄えられたMPをSPないしMSPとして製作時に宝貝に与えます。

 これを消費して宝貝は様々な仙術や魔術を行使することが出来ます。以下に宝貝製作ルールを記します。

1・宝貝を製作するには八卦炉が最低でも一つ必要である

2・宝貝製作時、八卦炉に蓄えられたMP並びに宝貝製作者である術者がつぎ込むもせの合計値を限界に、SP・MSPを設定して宝貝に与える。

3・宝貝は、己の道具としての主機能に即した技能/魔術を一つ選択しなければならない。

4・宝貝は、己の道具としての機能から類推することの出来る技能/魔術を最大五つまで選択することが出来る。

5・宝貝が魔術を取得する場合、基本魔術技能は取得せず[選択したバリエーション×効果倍率レベル]分のMSPを消費する。

6・宝貝が道具の機能として魔術を恒常的に発動させる場合、機能一つにつきMSP20を消費する。

7・宝貝製作に要する時間は[消費したMP+取得技能数×最も高い技能のレベル]Hであり、この間は製作者は宝貝製作につぎ込んだMPを回復することが出来ない。

8・宝貝が自らの魔術的機能を行使するためのMPの値は1MP/1MSPである。

 宝貝の性格を設定する際、不利な特徴を与えることで余分にSP・MSPを与えることが出来ます。以下の特徴から選択して下さい。

〈SP+5〉⇔〈MSP+5〉

 快楽殺人症⇔人を殺せない

    臆病⇔無謀

  お人好し⇔人間不信

    非情⇔情に弱い

   直情的⇔無感情

    好色⇔潔癖

   朴念仁⇔ヒステリー 

    強欲⇔無頓着

    頑固⇔自主性がない

 宝貝の基本機能を以下に記します。必ずしも選択する必要はありません。消費するSPは一律して5とします。

・人間の言葉を発音する

・人間に変身する

・人間ではない生物に変身する

・元の道具の姿に変身する

・製作者に従う

・使用者に従う

・使用者の肉体を経由して技能/魔術を行使する

 宝貝は例外無く道具としての「業」を背負って生まれます。

 使用者を失った宝貝は、自らを最も効果的に使用してくれる人間、自らの存在を渇望している人間の前に現れることが多々あります。

 自らを扱うのに相応しい人間であれば、宝貝は目的を果たした後も留まりますが、更に困窮する人間を求めて現在の使用者と別れることも珍しいことではありません(そもそも「野良」宝貝は数えるほどもなく、大抵は地仙・妖仙が厳重に管理していますが)。

 宝貝を使用する場合、魔術的な機能を発現させるには使用者は一回の使用につき一律5MP消費します。

 これは効果倍率などは一切関係ありません。宝貝のMPを使用者は利用できますが,宝貝のMPが0になると宝貝は力を使い果たして崩壊します。MPが0にならない限り、宝貝は一時間に5MP回復します。

神仙術 禁呪

天地合一の法(てんちごういつのほう)[必要MSP 50]

効果 血と魂の盟約

射程 本人のみ

範囲 山、巨木沼地などの規模での1対象

時間 永久

魔力 特殊

特殊 防御

 天地の理を会得した仙人達の最終目標の一つとして、森羅万象との合一というものがあります。

 この魔術は気功法の一種である「外気功」の理論より導き出されたものであり、自らの気と万物の気を完全に同化することにより、対象との間に生命を共有するというものです。

 山や湖などと「盟約」によって運命を共有した仙人は、魔術の対象から自在に生命力と魔力を引き出すことが出来ます。(この魔術の対象を「同盟者」とします)

 同盟者と接触している術者、つまり同盟者の範囲内ですが、そこにいる術者はどれほどの魔力を消耗しようとも次の戦闘ラウンドの最初にはMPが全回復します。

 また同盟者と接触せずとも同じ時空に存在する限り、1戦闘ラウンドにつきMPが術者のMENの値だけ回復します。更に同盟者が存在する限りにおいて術者は老化せず、文字通りの不老不死の存在となります。

 同盟者と接触している場合、術者の肉体を破壊して死亡させても、浄化攻撃を施さない限り1Tで全回復の状態で復活します。同盟者から離れて死亡した場合は。残念ながらその恩恵を受けることがないので、術者は同盟者から離れようとはしないでしょう。

 かつて、この「天地合一の法」は神仙達の間では特に禁呪として扱われる事はなく、むしろ万物の法則を究める者の証として積極的に修得が行われていました。

 事実、この魔術により絶大な魔力を得た神仙達は神話的な現象を起こし、その実力は並みいる妖魔達ですら圧倒するほどのものでした。

 生命としてのサイクルの変質により、術者の多くが子孫を残しにくい体質(例えば女性の神仙は100年に一度しか生理が来なくなったし、妊娠期間が3年間も要するようになった)になってしまうという副作用が指摘されていましたが、魔術の効果から見れば些細なものでした。

 しかしながら、増えすぎた人間により自然が蹂躙され、世界に瘴気や妖気が充満するようになって悲劇は生まれました。

 負の想念によって汚染された「万物の気」と同一化して術者の内部に収束させる「天地合一の法」は、神仙達を浸食し始めたのです。

 偶然とはいえ浄化装置の役目を担うこととなった神仙達は、天地に漂う気の汚濁や妖気・瘴気の類を一手に引き受けることになり、殆どの神仙は命を落とし、或いは神仙達ですら倒すことの出来ない悪夢の妖魔を生み出しました。

 第二次妖魔大戦で思わぬ副作用が明らかとなった「天地合一の法」は神仙の8割強という犠牲と引き替えに、大戦終息時に妖気に汚染されていた大地を浄化しました。

 生き残った神仙達は奇跡的にも妖気や瘴気に汚染されていない土地を時空的に隔離して「仙人界」を創造し、人間界への不干渉を定め「天地合一の法」を禁呪としました。

 現在の人間界で「天地合一の法」を用いた場合、どのような結果になるのかは、神仙たちですら予測できません。

 (一応の)製作者からのコメント
 元々、退魔戦記に記されている「仙術」というのが「道士」の扱う「道術」ではないのか?という疑問を持ってはおりました。

 伝説の勇者専用のキャラクタークラスとしては今一つの性能だし、何よりも「華」に欠けると。その旨を無限画廊掲示板での佐藤憲さんの書き込みに対して「つい」自分の意見を言ってしまったために私の不幸は始まりました。

 口は災いの元とはいったものです。すいませんすいませんすいませんすいません。

 退魔戦記世界において「仙」がつく存在はロクなものがありません。

 仙具に然り仙級妖魔に然り、プレイヤーが手を出す場合にはキャンペーンも終盤に差し掛かって創世の秘密の一つや二つが明らかにされている頃でしょう。

 その慣例に従って私もロクでもない仙人、神仙術を作製することにしました。

 血筋とか特に限定してはいませんが、良識あるマスターはNPC専用とされることをお薦めします。大体、普通にやっていたら仙人が生まれる確率なんて知れていますから。

 製作するに当たって考えたことは、現行の仙術を否定せずに残すことです。幸いにも地仙(文献によっては尸解仙とも言うようですが)のイメージと仙術に類似性が見られたので、そのまま地仙術としました。

 次に個人的な趣味ですが「妖怪仙人」を外したくないという一点で「妖魔能力の魔術化」という暴挙に出ました。

 妖怪仙人のPCとしてのデータ云々はまるで考えていません。各自マスターと相談して下さい、宝貝が修行して妖怪仙人になるというネタもアリだと思っています。私の中では孫悟空しかありませんでした、はい。

 上級仙術として考えた神仙術ですが、知識不足のために宝貝製作のためのキャラクタークラスになった感じが否めません。

 それでも仙人は柔軟な発想が大切と考えているので、比較的自由度の高い(使う人間のことをまるで考えていない)魔術となるように自分なりに注意を払ってみました。

 八卦炉だの八卦封印だの考えた時点で八卦法師の存在を綺麗に忘れていた事実は私とあなただけの秘密です。

 後日掲示板でPONZZさんに指摘されたときに、死ぬほど慌てたのも無論秘密なのです。この辺りに私の独創性の貧困さがはっきりしていると思われます。

 禁呪は、完全なる蛇足です。神仙たちが人間界に存在せず干渉しない理由付けのようなもので、退魔戦記世界の設定をまるで無視したものです。

 世界の不浄を吸い込んで妖魔化した神仙は、供給される無尽蔵の魔力によって妖気を無限に放出したり成長したり、それとも「ぐにょろめきめき」と触手と肉塊と瘴気の海で世界を覆い尽くすのもあり得る話です。

 きっと外見が18禁なのでしょう。

PONZZのコメント

 いやぁ、よくできてますよ。さすがは、下級妖魔さん。凄いですね。この人の発想力には、見習うべきものがあります。ほんとうに、いいセンスしてますよ。この調子で、新しい妖魔もたくさん作ってくれれば、俺が怠けられます。

 もっともっと、頑張ってください。

 本来、仙人は中国における神みたいなものだ、と俺は考えています。事実、信仰の対象となる仙人もいたはずですから(ああ、なんといううろ覚えな知識)。

 とするならば、本来仙人はこれぐらい強くて当たり前。もっと強いのもうじゃうじゃいる、と考えているわけです。だからね。ゲームバランスが崩れてもへっちゃらへっちゃら。

 いくら仙術を極めても、どうやら人間は真魔といった超絶敵存在にはかなわないようですから、ゲームバランスが崩れても、退魔戦記世界のワールドバランスは崩れないから大丈夫なのですよ。

 関係はないですけど、RQグローランサには、あのクトゥルーを丸のみできるばけものがいるぐらいですから、仙術なんてのは、それにくらべたらちっちゃいちっちゃい。

 多少のゲームバランスは無視して、強くてかっこいーのを作っちゃいましょ。

 あ、クトゥルーでおもいついたけど、あの連中をデータ化してみようかなぁ。退魔戦記の、外の世界からやってくる連中、ということで。

 退魔戦記世界にも、アザトースクラスのやからがいるんだから、クトゥルー程度やその子分が出てきたってへっちゃらさ。

 あ、なんか、仙術のコメントとは大きくずれちゃいました。

 このクラスが、本当にゲーム中に使われることは、まずないと思いますが、もし使ってくれた人がいたら、BBSを使ってでも、下級妖魔さんあてに、感想や激励の書き込みを書いてあげてくださいね。

 それでは。