退魔戦記

妖魔データ4

上級妖魔

Nuckelavee(ナックラヴィー)                     [対応シナリオ 20〜]

反応:攻98/逃20 重体

HP/MP:52/73

A効果:結界5

移動:歩行6

    

攻撃:殴る   3D6  

   蹴る   3D10

防御:回避

魔術:Bワード全種   5Lv

   水系妖術全種   5Lv

抵抗:

特殊:息3Lv 10is 180゜コー   ン

13

10

11

12

12

 8

[外見]下半身がうまで、馬の背と上半身が人間です。手は地面に届くほど長く、頭には首がなく、肩の上でぐるぐると頭が回っています。また、皮膚が無く、黒い静脈が体中を駆け巡っています。

[特徴]もともと西洋で頻繁に見かけられた妖魔なのですが、ここの所日本でも出現するようになりました。かなり強い妖魔で、駆け出しの術師ならば、たやすく葬られてしまうことでしょう。

 口からはかなり強力な毒の息を吐きます。

 淡水が苦手なようで、河の近くには近寄りません。

 仮に淡水に近付いてしまった場合、1ターン毎に軽傷ダメージを受けてしまいます。

 淡水をかけられたとしても、これは同様で、淡水をかぶったことによって、ナックラヴィーにダメージが直接与えられるわけではありません。

[主な出現場所]海、もしくは海の近くならどこでも


妖寺(あやかしでら)                         [対応シナリオ 30〜]

反応:会90/攻80 重体

HP/MP:80/100

A効果:結界6

移動:0

   

攻撃:          

防御:           

魔術:禁呪全種    10Lv

   鬼嘯法3種    5Lv

抵抗:           

特殊:転移・魔門

12

12

 8

 

[外見]古く、錆びれた寺のように見えます。しかし、場合によっては、立て森のそのものに取り付くこともあります。

[特徴]多くの妖魔を住まわせる妖魔の寺ですは。反応のロールの結果が攻撃になった場合、魔術によらない攻撃はしませんが、中にいる妖魔がかわりに攻撃を仕掛けてきます。中に住んでいる妖魔は、少なくとも上級が1体、中級が3体はいるものとします。下級妖魔は10体程度でしょう。

 妖魔蟲は、中級までが、せいぜい3体生息している程度です。

 この妖魔の本体は、ほとんどの場合、本堂の仏像か鐘堂です。魔術を使用する場合は、この本体を術者本体として考えてください。

 また、この妖魔は、建物一つに丸ごと憑依して、中に住んでいる人間全員から精気を吸収することもあります。このとき、中に住んでいる人間は、妖魔に憑依されている状態になります。

 巨大な建物に憑依した場合、中に住む妖魔は前述した数の数倍になり、妖魔界のような状態になってしまいます。このような、現代の建物に憑依した場合、妖寺の本体は、その建物の一番重要な施設になります。


真鬼(しんき)                            [対応シナリオ 30〜]

反応:会50/攻40/逃70 重傷

HP/MP:44/56

A効果:結界6

移動:歩行4

 

攻撃:蹴る   3D6   

   剣   2D10  

防御:回避         

魔術:召喚師、退魔師、霊媒    師、及び上位を覗いた魔   術1系統を全種 10Lv

特殊:妖魔能力2種類

10

14

12

11

 

[外見]人間とほぼ同等の体格の鬼です。肌の色は様々ですが、毛髪は、基本的に黒い色となっています。角には個体差があり、位置は様々、1〜4あります。

[特徴]鬼の中でも、特に知能が高く、また人間に近いメンタリティーも持っています。過去、好んで人間との間に子を作り、来るべき第三次妖魔大戦に備えて、妖魔側の人間となる妖魔血種を作っていました。その全てが、妖魔側の存在になったとは言い難いのですが、何割かは間違いなく妖魔側の存在となって、暗躍していることは事実です。

 このデータは、あくまで真鬼の標準的なデータです。GMは、極端にならない程度にデータを変更して下さい。


妖砂(ようさ)                             [対応シナリオ 15〜]

反応:会40/攻50/逃90 死亡

HP/MP:40/56

A効果:結界6

移動:飛行5

攻撃:砂つぶて   3D6 

防御:回避        

魔術:地系妖術全種   8Lv

抵抗:         

10

13

12

12

[外見]うっすらと血の色がかった砂です。注意すれば、明らかに他の砂とは異なることがわかります。大きさはまちまちですが、大体1立方メートルになります。

[特徴]妖魔界では、集団で、砂嵐となって猛威を振るう妖魔です。人間界では、海岸や公園の砂などに成りすまして、犠牲者を待っています。大きいものになると、HPやMP、ダメージが2倍になります。

[主な出現場所]公園の砂場、海岸の砂浜、希にコンクリートに使われる砂の一部。


果螺羅(はらら)               [対応シナリオ 10〜]

反応:攻99 死亡

HP/MP:80/150

A効果:皮5

移動:不可

攻撃:根     3D10 

防御:葉による受け   

魔術:地系妖術5種  5Lv 

抵抗:

特殊:妖魔能力付与

 9

12

 8

12

[外見]直径10メートル以上の巨大な幹と、横に広がる枝を持つ広葉樹です。

[特徴]根による攻撃は、5まで届き攻撃可能な対象全てに攻撃をしかけます。なお、空を飛んでいる対象に攻撃はできません。

 果螺羅は、殺した人間の遺伝子を根から吸収して、遺伝子情報を読み取り、その遺伝子のクローンを実として作りだし、再生します。そのとき、クローンの対象にA級妖魔能力を一つ与えて、妖魔にしてしまいます。

 具体的な能力の降下、効果時間などは、マスターの任意とします。

 実を一つつけるには、魔力を50消費します。実が熟し、妖魔となるまでの1週間、この魔力は回復しません。

 クローンされた対象のデータは生前とまったく同じで、それにA級妖魔能力を付与された状態となります。したがって、果螺羅によって作られた妖魔は、中級妖魔扱いとなります。

 加えて、果螺羅によって妖魔となった生物は、数日、長くても1週間のうちに腐れ死んでしまいます。そして、この妖魔は種となり、クローンされた妖魔が死んだ場所に、新たな果螺羅が芽吹きます。

 果螺羅は、瞬時に種をつけるまでに成長し、獲物を捕らえようとします。

[主な出現場所]奥深い山の中、希に原生林


峨堕(がだ)                 [対応シナリオ 20〜]

反応:攻99 死亡

HP/MP:40/60

A効果:皮10

移動:不可 

攻撃:樹液の飛沫 特徴参照 

防御:枝   

魔術:なし 

抵抗:

10

[外見]極彩色の枝葉を持った妖樹です。

[特徴]妖魔蟲、特に魔甲蟲が好む樹液を出し、自分が攻撃できないかわりに魔甲蟲によ守ってもらいます。他にも、樹液を必要とする妖魔蟲が峨堕の樹液を求め、やってきています。そのため、魔甲蟲だけではなくほかの妖魔蟲も何匹かは寄り集まっています。

 また、峨堕がおこなう樹液の飛沫をうけた対象は、その樹液の匂いが消える1D6日間妖魔蟲がその対象に向かって襲ってきます。この匂いは、魔術的なものなので、通常の方法では消し去ることができません。

 マスターは、ある程度のバランスを考えて、妖魔蟲を出してください。

[主な出現場所]普通の森や林


作者の一言

 いやぁ、まさかこのデータが見つかるとは思っても見なかった。残るデータは、4か5種類なのではあるけど、まあ、これだけのデータが発見できたのはまさしく行幸といえるだらう。

 なぁんて、大げさに書いてるよね、わし。

 単純に、新しい妖魔を作ればそれて済む問題ではあるのだけど、そのような暇がわしにあるはずもない。むひー(T_T)

 新しい魔術に対する感想は、ちょくちょくやってくるのだけど、なぜか妖魔に対しての感想は出てこない。

 考えてみればそれはその通りで、妖魔なんてよっぽど奇抜なもので無い限り、感想が出てくるはずも無いのですよね。ああ、わしってお・ば・か♪

 さて、残る妖魔のデータや新キャラクタークラスが発見されることを、美奈さん(by,佐藤憲さん)祈っていてください。

 それでは、妖魔界の
完成を期待せずに待っていてください。

 であ!


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